「産」は企業、「官」は政府や自治体、「学」は大学、「公」は地域や社会のことです。産官学公連携は、これらが協力して半導体の人材育成や研究を進める仕組みです。次のようなことに取り組みます。
委員会で情報共有とアドバイス
大学の責任者だけでなく、企業の専門家や自治体の人も参加する委員会をつくり、プロジェクトの進め方を話し合います。
- 各大学の「うまくいった取り組み(Good Practice)」を共有
- 企業や自治体の意見を取り入れて、より良い仕組みに改良
大学と企業の連携を強化
大阪大学の「協働研究所・共同研究講座」や神戸大学・京都工芸繊維大学・大阪公立大学の地域連携のノウハウを広げ、関西全体で企業との協力を強化します。これにより、関西の半導体産業に大きなインパクトを与えます。
実践的な講義と企業交流
- 半導体の基礎から最先端技術まで学べる講義を開発
- 業界団体や企業のトップ技術者を講師に招く
- 学生と企業の交流会やインターンシップを企画
全国とのつながりも視野に
- 地方自治体や高専との連携を強化
- 東北大学が進める「X-nics事業」など、全国の半導体プロジェクトとも協力
- 必要に応じて教育プログラムを改良
